
2026年5月、韓国・ソウルで開催されたポケモンの30周年記念イベントが、大混乱となった。
限定ポケモンカードを求めてファンが殺到し、現場には警察や消防まで出動。最終的にはイベントが急きょ中止される事態に発展した。
舞台は韓国・ソウルの人気エリア「聖水洞」
問題となったのは、韓国・ソウルの人気スポットである聖水洞で開催されたポケモン30周年イベント。
イベントでは、スタンプラリーやゲームをクリアした参加者に、限定のレアポケモンカードが配布される予定だった。
このカードが非常に希少価値の高いものとして注目され、SNSなどで情報が拡散。開催当日には想定を大きく超える人々が集まった。
午前だけで10万人超 街が“人で埋まる”異常事態
韓国メディアによると、イベント開始直後から現場周辺には大勢の来場者が集中。
ソウル市の推計では、午前中だけで10万人を超える人が集まったとされている。
現地の映像では、道路や駅周辺が人で埋め尽くされ、歩くことすら困難な状態になっていた。
SNS上では、
- 「地獄絵図すぎる」
- 「圧迫事故が起きそう」
- 「身動きが取れない」
といった声も相次いだ。
警察・消防が出動 安全面からイベント中止へ
あまりの混雑により、安全上の問題が深刻化。
現場には警察と消防が出動し、人の流れを整理する対応に追われた。
しかし混乱は収まらず、主催者側はソウル市などからの要請を受け、イベントの中止を決定。
突然の中止発表に、一部の来場者が抗議する場面もあったという。
幸い大きな事故や死者は出なかったが、韓国国内では「もし転倒事故が起きていたら危険だった」と、運営体制を疑問視する声も上がっている。
限定カードは高額転売も
さらに問題となったのが、限定カードの転売だ。
韓国のフリマサイトでは、イベント配布予定だったカードが高額で出品され、中には「10枚で30万円近い価格」で取引されていたケースも報じられた。
このことから、
- 転売目的の参加者が多かったのでは
- 希少性を煽りすぎた
- 配布方法に問題があった
といった指摘も出ている。
なぜここまで人が集まったのか?
今回の騒動の背景には、世界的に続くポケモンカードゲーム人気がある。
近年はコレクション需要や投資対象としても注目されており、限定カードには高額な値が付くケースも珍しくない。
特に韓国では若者を中心にポケモン人気が再燃しており、SNS文化とも相まってイベント情報が爆発的に拡散したとみられている。
世界的人気ゆえに求められる“安全対策”
今回の騒動は、ポケモン人気の凄まじさを改めて示した一方で、大規模イベントにおける安全管理の重要性も浮き彫りにした。
限定グッズやカード配布イベントでは、今後さらに、
- 事前予約制
- 抽選参加
- 入場人数制限
- 転売対策
などの強化が必要になるかもしれない。

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